対立するアメリカ、中国

APECの場においても対立するアメリカ、中国の関係が見て取れるという方もいます。2014年に行われたAPECでは、ネクタイを外してカジュアルな服装で協議するという慣例に基づき、各国の首脳陣が中国の人民服を着てアピールするなど一見と親密さを見せている面も見受けられます。しかし内情では各国が親密であるとは言えない部分もあるのです。
中国においては、経済大国として成り立つ反面先進国の仲間入りを行い主導権を取りたいといった姿勢が見て取れます。昨今の中国の態度やAPECにおいての日本からの挨拶の無視や無表情での握手などは国内でもニュースになりました。こういった中国側の姿勢は日本だけではなくアメリカやイギリスなどにも行われていることが取り上げられました。各国の首脳陣は人民服を纏いアピールするものの、歩み寄りを拒否している中国側の態度は、地球においても国家としての強大さを見せかけたいといったものが透けて見えます。中国は今後も国家間では牽制を受けることは避けられないものになるでしょう。

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