TPPの先にあるものとは一体どのようなものになるのでしょうか。
TPPに参加することで、参加国間での貿易に関する関税の撤廃や医療や雇用、投資などに関してのルールや枠組みを統一化することが可能になります。つまり一元化できることで経済において迅速な連携が取れることや、税金などの面でも優遇されることがあります。日本の輸出産業において需要のある自動車が好調になることや貿易の活発化、海外事業への参入がしやすくなることなどメリットもあります。しかし農産業の空洞化や医療保険の自由化、ISDS条項における訴訟時の問題などデメリットの部分も大きいものになっています。こうした面からも日本においては参加については慎重になる意見が多く、またラチェット規定になど制約も多いものになっています。
TPPで得するのは一部の国とも言われており、TPPの先にあるものはアメリカ経済の維持促進だという意見もあります。日本はしっかりと見据えて行動すべきだと考えられています。
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